ギア・オイル交換
まぁ、スクーターのギア・オイルなんて普通は放ったらかしなんですけどね。
ミッション車ならエンジンオイルにミッション等ギア類が浸かっているので、エンジンオイルを交換すれば自動的にギア・オイルもきれいになってるんですけど、スクーターの場合はクラッチが後車輪軸側にあるので、ファイナルギアなんかがエンジンと別になっていますので、ギアオイルだけを別途交換が必要となります。
駆動側カバーの取外し
まずは駆動側のカバーを取り外します。
取外し方はこちらの記事を参考にしてください。
カバーを外すと、ギアオイルのドレンと注入口(レベル)があります。
クラッチの後ろ側、黄色がドレンで赤色がレベルです。
黄色からオイルを抜いて、赤色からあふれる位にオイルを入れればOKです。
使用するギアオイル
今回使用するギアオイルは
ヤマハ(YAMAHA) ヤマルーブ ヤマルーブ ギアオイル 1L 90793-36101 [HTRC3]
2スト・ミッション車に乗っていた時には、2,000km毎に交換していました。
近所のバイク屋さんで交換しても、500円程(1980年代)で済んでましたから、しょっちゅう交換していました。
レッツ4の場合は、ギアが3枚ほどと、ベアリングが3個入っているだけですので、そんなにシビアになる必要はありません。
普通は10,000kmを目安に交換すれば、良いとおもいます。
先代スクーターのパッソルは、1回の交換で600cc必要でしたが、レッツ4は100ccだけです。
パッソルは自動遠心クラッチからチェーンでリアアクスル直結でしたので、チェーンもギアオイルに浸かっていましたので、大量消費していました。
ギアオイルを抜く
古いオイルを抜いていきます。
ケースをつたってタイヤにオイルが付くと面倒なので、ガムテープで養生します。
オイルの受け皿を用意してから、ドレンボルトを10mmのレンチで緩めてぬきます。
黒く汚れてはいますが、まだ透明感はありますね。
ギアオイルの注入
オイルが抜けたら、レベルボルトを12mmのレンチで外します。
リジンを使って、オイルを入れていきます。
チューブの径も丁度よくて、素早くオイルを入れられます。
まずはドレンを閉じずに、レベル穴からオイルを注入します。
オイルが透明になったら、ドレンボルトにボルトをしめて、レベル穴からオイルが溢れるまで、オイルをいれます。
ここからは、手がオイルまみれになってしまい、画像を撮ることができませんでした
レベルボルトを締めれば、ギアオイルの交換は完了です。
交換しすぎて悪いことは何もないので、駆動側のケースを開けることがあれば、ついでに交換すればファイナルギアやベアリングの寿命が伸びます。
ドレンガスケット 品番09168-06004 サイズ 6.2X11X1.2
レベルガスケット 品番09168-08016 サイズ 8.2X14X1