Vベルトが滑っていた感覚に近づけたいので、強化クラッチスプリング(NRマジック)を購入した。

どうしても、ウェイトローラー5.0gx6個の総重量30gで、純正Vベルトが絶妙に滑ってたときの、中速域のピックアップの気持ちよさが忘れられずに、再度パーツ投入して擬似的にVベルト滑り再現に、チャレンジしてみることにしました。

ウェイトローラー交換(5.0gx6個)とドライブカバーの加工をしたら、良質のシティコミューターができあがった。
ひよこ号は加速がモタモタしていて、止まれや信号での停止が非常に苦痛をともないます。 原付きスクーターの役割シティコミューターとして、このセッティングはいかがなも…
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現状は、5.0gx3個 + 4.5gx3個 の 総重量28.5gとなっています。
合格点ではありますが、5.0gx6個プラスVベルトの滑りのフィーリングには、ほんの少し追いつけていません。
再加速時や坂道でのキックダウン時、ウェイトローラーが軽いのか若干もたつきます。

今回、購入したのは「強化クラッチスプリング スズキC KB0130-S10022(NRマジック) 864円」です。



遠心クラッチのスプリングを、強い(硬い)スプリングにすることで、遠心力に対抗する力が増えるので、クラッチミートの回転数が上がるものです。
普通の人は、スタートダッシュを良くするために導入するのですが、もともとアクセル開度0から1/8のエンジンのツキが良くないので、クラッチミートのミートタイミングを遅らせても、それほど劇的にスタートダッシュがよくなるわけもありません。
それどころか、今までのタイミングより、ほんの少し早めにアクセルを開けるようにしないと、クラッチミートする回転数までのタイムラグが増えるので、体感的にはよくなるとは思えません。
あまり、強化クラッチスプリングを入れて、良くなったという話は聞かないんですが。
私が、強化クラッチスプリングを導入する目的は、Vベルトが滑って中速域のピックアプがよくなっていた時のように、クラッチを滑らせることができないかと考えたわけです。
発進加速を多少犠牲にして、5.5gx6個=33gや5.5gx3+5.0gx3=31.5gのセットも試していないので、ウェイトローラーも総33gぐらいまでで、中速域が気持ち良いセッティングが出せればよいかと。
この辺りは、ウェイトローラーとの兼ね合いが、難しいところです。
強化クラッチスプリングをミートさせるには、ノーマルより回転数が必要になるので、ウェイトローラーを重くしすぎると半クラッチが長くなり、軽くしすぎると半クラッチが短くなるので、どの辺りで折り合いがつけられるかですね。

どんな結果になるか、お楽しみに。